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男たちの大和。 [映画]

こんばんは~

今日は午後立て続けに2本の映画を観て来ました

「県庁の星」

「男たちの大和」

です。

どちらもなかなか良かったですよ~

県庁の星は、県庁のエリートがスーパーの改革を通して大切な事を学ぶっていうストーリーでした。

お話自体がとっても面白い内容だったのですが、

それ以上に県庁内部の色々な駆け引きがすごい生々しくって、

実際はきっとこんなものよりもっと酷いだろうな~・・・と想像させられました(苦笑)

SFみたいな迫力はないんですけど、織田さんの迫力ある演技であっという間の2時間でした

県庁の星

県庁の星

  • 作者: 桂 望実
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2005/09
  • メディア: 単行本

 

 

・・・・で、「男たちの大和」ですが・・・

小説男たちの大和

小説男たちの大和

  • 作者: 辺見 じゅん
  • 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: 単行本

もう、これは観てくださいっ

上手く言葉が見つかりません

ストーリーは現在に生き残った者が大和で亡くなった者の娘を沈没場所へ船で乗せていく様子と、

大和の沈没までの出来事が織り交ざって進んでいきます。

途中、実際の戦禍の様子が実写で流れる場面も多く

大和を通して戦争の悲惨さをドキュメンタリーで追っていくような印象を受けました。

大和の乗組員たちがどんな思いで玉砕覚悟の突撃に望んだのかが

奇麗事でまとめることなく描かれていたと思います。

 

実際に大和に乗った方々の心中を察するなんてとてもおこがましい事かもしれませんが、

きっと泣き叫んだ人や怒りを覚える人、突撃の意味を自問する人、様々居たのではないかと思うのです。

例え状況がそうと行動で表せなかったとしても、心の内までは自制できなかったのではないでしょうか・・・。

死ぬ覚悟を決めるための「死ニ方用意」という教えのシーンには

余りの切なさに涙が止まりませんでした

 

殆どの乗組員が、はると同じ位の年かそれより若い人たちだったんですよ

平和となった現在では余りにかけ離れすぎていて想像すら出来ません・・・。

こうした大和の方々や他の多くの方の犠牲の上に今の日本は成り立っているんだと実感しました。

こうした大戦時のみならず、

今の日本の礎となった沢山の犠牲者の方々に恥じない日本を果たして私達はつくれているのでしょうか・・・?

いつも最先端を追っている日本ですが、時には足を止めて振り返ってみることも必要なのではないでしょうか。

観終わった後色々なことを考えさせられました。

ついでに余りに泣き過ぎて頭がかなり痛かったです・・・(涙)

ひとつのお話としても興味深いですし、ひとつの歴史としても知らなければならない事実だと思います。

まだ観ていない方は本当に本当に観ることをお勧めします


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マリンかもめ

男たちの大和・・・結局観に行く時間が取れなかったけど、
絶対にいつかどこかで観たいと思ってます。
県庁の星というのは・・・なんか面白そうですね。
普段見ることが出来ない公務員の裏側?に興味津々!
by マリンかもめ (2006-03-03 10:37) 

はる

こんばんは、マリンかもめさん♪
男たちの大和は本当にお勧めです!是非いつか観てみてください。
県庁の星は、スリルはそんなにないのが難点ですけど、
結構笑える場面も多くて楽しんで観られると思います♪
公務員の裏側もなかなかリアルな表現だったんじゃないかな、と思います。
by はる (2006-03-06 00:59) 

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